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ダニエル&re.kura見学会

特別見学会 『 ダニエル&re.kura  見学会 』 (報告)

日時: 2011年8月2日(火) 13:15~17:00

集合: 13:15 
     東京ガス暮らしのリフォームプラザre.kura (リクラ)
(平沼橋TVK ハウジング内) 
場所: 1)東京ガス暮らしのリフォームプラザ re.kura  (リクラ)
     2)家具の病院ダニエル
     3)ダニエル元町店
主催:  株式会社リビング・デザインセンター、株式会社ダニエル
担当者:堀之内氏(OZONE)、咲寿氏、建部氏ほか。
参加者:19名

趣旨:本企画は、施設等の見学や担当者の説明により、リフォームによって暮らしをどう変えられるかを参加者に気付いていただき、また、生活の中で家具を大事に使うというのはどういうことかを理解することを目的とします。
リクラは、株式会社リビング・デザインセンターの企画で展開されている施設です。東京ガス・株式会社リビング・デザインセンターはKICAの賛助会員ではありませんが、昨年度まで、IC'sスクエアでKICAの展示をしています。
また、株式会社ダニエルもKICAの賛助会員ではないですが、横浜を拠点としており、OZONEの展示やKICAフェスティバルで協力をいただいています。

内容: 暮らしのリフォーム
①東京ガスのリフォーム体験施設の見学および担当者による説明
(築25年住宅の改装前後を見学)
  ②「家具の病院」見学および担当者による説明
③元町ダニエル店の見学および担当者による説明

<詳細>
① 東京ガスのリフォーム体験施設の見学および担当者による説明
リクラは東京ガスの施設の中でリフォームを専門に扱っており、2011年3月末に開館しました。専有面積約290平方メートルのワンフロアを3分割して、見学者にリフォームによってどのように暮らしを変えることができるのかを提案しています。参加者はグループに4、5名のグループに分かれて、リクラのスタッフの説明を聞きながら、見学しました。

20110802a_2 Ⅰ 25年前の暮らしとの比較
25年前の標準的な住宅の床の冷たさ、開き戸によるデッドスペース、置き家具の固定、照明の単調さ、エアコンの騒音、部屋と部屋の間の段差、部屋割による動線の非効率などを体験した後、現在の住宅モデルと比較。快適な住空間に、インテリアが重要であることを再確認しました。
Ⅱ シアターでリフォーム例を鑑賞
50代夫婦の家族構成により、3つのリフォームプランを映像により提案。どのように暮らし方を変えられるかをストーリー形式で示しています。今回は50代夫婦の二人暮らしのプランを鑑賞します。
Ⅲ リアルスケールのモデル見学
シアターで鑑賞したリフォーム例をリアルスケールで体験。より鮮明に、リフォームの効果を実感しました。暮らしたいイメージの聞き取り、理解が、インテリアエレメントの決定に重要であることを確認しました。

② 「家具の病院」見学および担当者による説明
Ⅰ リフォームの流れの中で、従前より使用していた家具を修理しながら再利用することの意味を再認識しました。20110802b
咲寿氏より元町における西洋家具や「横浜クラシック家具」、株式会社ダニエルの成り立ちの説明がありました。その後に、VTR映像で 高橋保一代表取締役社長の家具に対する考え方を聞きました。家具のリフォームは環境への優しさもありますが、同時に、家具を大事にする、大事に作った家具に包まれた生活をする、こういうことが生活を大切にすることにつながっていくのではないかという考え方でした。また、修理を担当する職人や、職人を養成する家具学校の教師が、クラシック家具を作る技術を先代より教えられた恩恵を、次代に継承する義務を語っていただきました。クラシックとは、正当な技術を継続している、という意味であることを確認しました。時代の変化の中で生活のスタイや家具のスタイルは変わっても、変わらない。
家具を修理する行為の中に、次代への文化の継承がなされていく様子を実感しました。
Ⅱ 「家具の病院」の見学
作業中の職人の工房を見学。家具を解体して初めて骨組みが見えることから、家具を見極めることの難しさを感じました。他社の製品をも誠意をもって修理する職人の苦心や、自社製品に変わらぬ情熱で修理する職人魂に触れました。20110802c

Ⅲ家具と個人の関係
震災で汚れたり壊れたりした家具の修理を依頼される案件があり、家具の修理をきっかけに生活を取り戻す例など、家具を通じた復興例を紹介されました。また、長い間使用していた家具が新品同様に再生することで、家族の思い出や絆がよみがえる例もあります。
このような例より、家具が個人の生活と深く結び付いていることから、家具を通じて個人が思い出を蓄積しており、インテリアエレメントの一つである以上に、個人にとって大事であることを理解しました。家具の価値が、ものの価値で量れるものでなく、個人の生活、文化に深く結びうることを実感しました。

③  元町ダニエル店の見学および担当者による説明
元町のダニエル店にて、横浜クラシック家具の実例を多数見学しました。注文主の希望により、仕掛け引出しがあるものや、和のしつらえのものなど、生活のスタイルに沿って様々な工夫がこらしてあり、多様なデザインに触れることができました。先の見学により、表面的なデザインに現れない、内部の堅牢さや手数の多さを学習してからであったため、家具を見るときの視点が大きく変化していることを感じました。20110802d

感想:リフォームと家具の修理、当初はその共通点に気付いていませんでしたが、見学と説明を通じて、ともに生活を大切にすること、生活が文化であることを認識することができました。リフォームによって自分の暮らしが変えられることに気づき、また、インテリアエレメント以上の家具の重要性を知る機会となりました。
大変有意義な企画で、関係者の方々に深く感謝いたします。

レポート作成 M.I.                                            

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