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「旧古河庭園」洋館内見学&六義園の庭園見学会 ご報告【和のしつらい研究会】

KICAにはいくつかの研究会があり、その中のひとつ「和のしつらい研究会」のメンバーより「旧古河庭園」の洋館内見学&六義園の庭園内の見学会のレポートが届きましたので、ご紹介します。【広報担当M】

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日程:平成21年12月1日(火)
参加者:8名
内容:午前中「旧古河庭園」の洋館内見学、午後、六義園の庭園内の見学(いずれもガイド付き)

「旧古河庭園」の洋館と洋風庭園は、明治から大正にかけて、ニコライ堂や旧岩崎邸庭園.洋館を手がけたイギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるものです。この建物は、戦後進駐軍に接収されましたが、丁寧に使われていたため、内装のみの修復で、現在の状態に復元されたとのことです。P10802371洋館内の見学には事前予約が必要ですが、ガイドさんによる丁寧な説明を聞きながら、ほぼ全館を見学させて頂くことができました。

1階には、バラの庭が眺められる明るい客間やサンルーム、赤を基調とした落ち着いた雰囲気のダイニングやビリヤード室などがあり、高い天井にかかる大正時代のシャンデリア等、そのインテリアは見所満載でした。特にダイニングの、細部にまでこだわって復元された天井の彫刻や、壁の一部に施された、一枚板に彫られた緻密な彫刻には、その素晴らしさに皆ため息が出てしまいました。この建物の大きな特徴は、コンドルが心から日本を愛し、日本の文化を研究し、それを建物の中に取り入れていることだそうです。客間の壁紙が襖と同じ袋貼りで、中の和紙が湿度を調節しているというお話が大変印象的でした。P10802431
そして2階には、いよいよ今回の見学の目的、和室があります。洋館の中の和室・・この異質な空間は、なんとすっぽりと洋室の中に収められていました。重厚な扉を開けると、狭い廊下を挟んで障子があり、中は真・行・草でいう真(最も伝統的で格式のある)の和室になっていました。三本長押や、もう作れる職人がいないと言われる欄間、桟まで面取りされている障子など、贅沢を極めた丁寧な作りになっていました。外から見て違和感のないよう出窓まで設けられ、石造りの洋館の中に、和洋折衷ではない、和と洋のみごとな調和を見ることができました。 P1080239  P1080241

 

見学の最後には、希望すればダイニングでお茶を頂けるとのことで、お庭見学のグループと分れて優雅なティータイムを楽しみました。



P1080246ランチは、近くの女子栄養大学の学食で頂きましたが、安くてとても美味しかったです。売店でクッキーやパンなどを買ってから、歩いて10分くらいの、六義園に向かいました。

 
P10802481六義園でもガイドさんに付いて頂き、約1時間かけて園内を一周しました。
六義園は、五代将軍・徳川綱吉の寵臣・柳沢吉保によって1695年(元禄8年)から7年の歳月をかけて造られました。吉保の文学的造詣の深さを反映した、和歌の趣味を基調とした日本庭園です。P10802651歩きながら、紀州和歌の浦の景色や万葉集や古今集に詠まれた名勝に見立てた景観を楽しめる「回遊式築山泉水庭園」となっています。池の周りを巡る園路から中の島を眺め、川にかかる橋を渡り、茶屋から滝の見える景色などを楽しむように造られていました。それらを繋ぐ小道や石のひとつひとつに、和歌の浦の景色や万葉集などに因んだ名前が付けられた趣のある庭園でした。晩秋のひととき、青空に映える紅葉を見ながら、古の文学散歩を楽しむことができました。P10802521
P1080254 P1080258 P10802621
                               【和のしつらい研究会 M.F】

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